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ナイ郡()は、アメリカ合衆国ネバダ州の郡である。2010年国勢調査での人口は43,946人だった〔American FactFinder . U.S. Census Bureau. 2011年2月4日. 2011年4月5日閲覧〕。総面積は18,159 平方マイル (47,030 km²) あり、大陸アメリカ合衆国(アラスカ州を除く)の郡では第3位の大きさである。郡庁所在地はトノパーである。ネバダ州の人口重心が郡内ユッカ山近くにある〔Population and Population Centers by State: 2000 〕。郡内には法人化された都市が無い。郡内最大の町はラスベガス市のあるクラーク郡に最も近いパーランプであり、ここに郡人口の86%が集中している。トノパーはパーランプから160マイル (260 km) 離れている。ナイ郡は「ナイの王国」というあだ名がある。これはパーランプの住人アート・ベルが司会するラジオ番組「Coast to Coast AM」で名付けられた。 ネバダ核実験場と計画中のユッカ山核廃棄物貯蔵所が郡内南西部にあり、州内でも政治と公衆の議論の大きな焦点になっている。連邦政府が郡内の土地の92%を管理している。このことも郡と州での議論の対象になっている。 郡内には環境に配慮した地域が幾つかある。すなわちアッシュメドウズ国立野生生物保護区、ホワイト川・バレー、グレートベースンにあるスカイアイランド(孤立した山並み)、およびデスヴァレー国立公園の部分である。デスヴァレーへの観光客はベイディあるいはアマルゴサバレーに滞在することが多い。 ナイ郡は売春を合法化しているネバダ州11郡の1つであり、地元経済にはプラスの効果があるという報告がある。 == 歴史 == ナイ郡は1864年に設立され、ネバダ準州の初代知事を務め、後にネバダ州選出アメリカ合衆国上院議員となったジェイムズ・W・ナイに因んで名付けられた。最初の郡庁所在地はイオンにあったが、1867年にベルモント、1905年に現在のトノパーに移された。 ナイ郡が最初にブームを迎えたのは20世紀初めのことであり、ライオライトとトノパーさらにエスメラルダ郡に近いゴールドフィールドの町が鉱業ブームを経験した。1906年のゴールドフィールドには3万人の人口があり、トノパーは1万人、ライオライトの最盛期は約1万人だった。これらの町は全てトノパー・タイドウォーター鉄道で結ばれた〔Ghost Towns and History of the American West 〕。 このブームが去るとナイ郡全体が萎んでいった。1910年までに人口は約7,500人となり、20世紀半ばには3,000人近くにまで減った。人口が安定したのはネバダ核実験場が出来てからであり、1990年代まで劇的な変化は起こらなかった。その後パーランプがラスベガスのベッドタウンになって成長した。 ナイ郡の歴史の中で郡庁所在地を南のパーランプに移す、あるいは郡の南部を切り離すという議論が何度も出てきたが、どちらの案も郡政府あるいは州政府のレベルで十分な指示を得られなかった〔 View Newspapers: ''Resident proposes new county formation''〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ナイ郡 (ネバダ州)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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